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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2016年7月~9月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

 株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2016年7月~9月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2016年7月~9月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2016年7月~9月 経理の転職マーケット概況

2016年9月期の経理・財務の求人倍率は0.76倍。昨年同期の0.90倍と比較すると求人倍率は減少した結果となった。新規求人数は例年と同様大きな変化は見られなかったが、求職者数は9月に大幅に増加したことを受け倍率が低下した。10月以降には、下半期の採用ポジションが確定し、求人数が増加することが考えられる。年収については、同年代の平均年収よりも上回っており、引き続き好条件での転職ができる傾向である。

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■2016年7月~9月 人事の転職マーケット概況

2016年9月期の人事・総務の求人倍率は0.70倍。前年同時期の0.62倍に比べ求人倍率はほぼ横ばい。7~9月の新規求人数は今年に入って最も多い時期となったものの、新規求職者はほぼ横ばいで推移。例年7~9月の夏は、求人、求職者ともに大きな動きが出にくい踊り場の時期と見る傾向。40歳以上のマネージャークラス以上の人材を求める傾向が更に強くなる一方、夏の新規求人数は減少へ。

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■2016年7月~9月 法務の転職マーケット概況

2016年9月期の法務の求人倍率は0.48倍。昨年同時期とほぼ横ばいの数字となった。
新規求職者の動きは、夏場は落ち着いていたが9月に入って活発化してきているように見受けられる。前回に引き続き、40代後半以上の平均年収は高い水準で推移してきている。
前回の調査と比較して、30代の新規求職者が増加しており、ミドル層の転職活動がより活発化してきていることが伺える。

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■2016年7月~9月 会計事務所の転職マーケット概況

2016年9月期の求人倍率は1.15倍、前回の求人倍率が1.67倍だったことを考えると、1人あたりの求人数は減少したことになる。原因として、8月9日~11日に税理士試験が実施されたが、その後に受験者が転職市場に流入してきたことで、求人倍率は一時的に低下したものと見られる。因みに、年代別動向を見ると、前回よりも36歳以上の層が増え若手層は減少に転じた。

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本件に関するお問い合わせ
担当:経営管理部 企画ユニット(有山、鶴)
TEL:03-3239-7373
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