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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2016年10月~12月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

 株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2016年10月~12月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2016年10月~12月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2016年10月~12月 経理の転職マーケット概況
2016年12月期の経理・財務の求人倍率は0.84倍。昨年同期の0.90倍と比較すると求人倍率は減少する結果となった。
また、新規求職者数、新規求人数共に昨年よりも減少しており、10月、12月は新規求職者数が新規求人数を上回る結果となった。
年明けは一時停滞する転職市場も、例年1月後半から求職者の動きが活発化してくる傾向有るため、求人倍率の回復に期待したい。

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■2016年10月~12月 人事の転職マーケット概況
2016年12月期の人事・総務の求人倍率は0.71倍。年末にかけての採用増加に伴い、11月は一時求人倍率が上がったものの、10~12月平均は前年同時期の0.81倍に比べほぼ横ばい。
新規求職者数・新規求人数に関しても、昨年との比較はほぼ横ばいとなっているが、例年に比べ全体観としては買い手市場の様相である。新規求職者の割合は、前回同様40代以上のミドル~シニア層の比率が高い傾向が続いている。

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■2016年10月~12月 法務の転職マーケット概況
2016年12月期の法務の求人倍率は0.77倍。昨年同時期とほぼ同じ水準となった。
年間で振り返ると、11月のみ求人倍率が1倍を超えたが、それ以外の時期は、1倍を切った年となった。前回調査と比較すると、企業提示年収と求職者平均年収の差が縮まっており、適性年収で働いている求職者が増加している傾向がある。40代以上のミドル~シニア層の転職が新規求職者の割合が増加しており、活発化してきていることが伺える。

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■2016年10月~12月 会計事務所の転職マーケット概況
2016年12月期の求人倍率は0.86倍となり、9月期の1.15倍を0.29ポイント下回る結果となった。因みに12月は税理士試験の合格発表があり、新規求職者数は増加したものの、新規求人数は減少に転じている。年代別の求職者分布では、46歳以上の層が13.2%から21.1%と9月期から増加しており、中堅~シニア層の転職が活発化しているように伺える。

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本件に関するお問い合わせ
担当:経営管理部 企画ユニット(有山、鶴)
TEL:03-3239-7373
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