お知らせ

管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2017年4月~6月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

 株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2017年4月~6月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2017年4月~6月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2017年4月~6月 経理の転職マーケット概況

2017年6月の求人倍率は0.86倍。例年同様に、決算後の6月に新規登録の求職者が大幅に増加した結果となった。新規求人に限らず、既存求人を含めた求人マーケットが活況づいていることから、転職を希望する求職者が増加しているようだ。
年収については、どの年代においても求職者平均年収よりも企業提示年収が上回っており、好条件での転職が可能な傾向がうかがえる。

20170727keiri.png

■2017年4月~6月 人事の転職マーケット概況

2017年6月の求人倍率は0.63倍。40代以上の求職者割合は57.4%と依然高い割合。
3月から4カ月連続で、新規求職者数が新規求人数を大きく上回り、求人倍率は低い値をキープする結果となった。求人数は例年通りの為、人事・総務職の人材が転職市場に多く出回っている事が分かる。企業提示年収も上がってきている印象。今後の求人数の増加に期待。

20170727jinji.png


■2017年4月~6月 法務の転職マーケット概況

2017年6月の求人倍率は0.55倍。3月の求人倍率0.61倍と比較すると微減という結果になった。求人倍率の低下については、例年の傾向と同じく、4月以降求職者数が増加傾向であったことに対し、4月以降の新卒受け入れなどの影響で、中途採用の求人数がやや落ち着いていたことが原因と考えられる。また、求職者全体に対し41歳以上が占める割合は約49%で、ミドル~シニア層が転職マーケットの中心になる状況は今後も続く見込み。

20170727legal.png

■2017年4月~6月 会計事務所の転職マーケット概況

2017年6月度の求人倍率は0.84倍と、前回(2017年3月期)と比較して0.26ポイント減少した。売り手市場が続く中、採用に苦戦する会計事務所も増えているため、一社あたりの求人活動期間が長期化しているようだ。市場での求人数が飽和状態になっているため、“新規”求人数は伸び悩んだが、依然として既存・新規求人の総数は高い水準を維持している。

20170727kaikei.png

本件に関するお問い合わせ
担当:CAマーケティング事業部
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
To Top