お知らせ

2015年11月26日(木)プレスリリース

管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2015年7月～9月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

 株式会社MS-Japan（本社：東京都千代田区、代表取締役：有本隆浩）は、2015年7月～9月の管理部門の3職種（経理・人事・法務）について有効求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート　2015年7月～9月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の有効求職者データと有効求人データを元に算出しております。

■2015年7月～9月　経理の転職マーケット概況

2015年9月期の経理・財務の有効求人倍率は0.90倍となりました。
夏季休暇などの影響から、8月に一旦落ち着きを見せた求人は9月に入っても大きく伸びることは無く、経理財務に関しては求職者の方が多い状況となっています。但し、9月度の新規求人を前年比でみると105％で推移しております。10月以降には、昨年のように下半期の採用ポジションが確定し求人が大きく増加することが考えられます。

■2015年7月～9月　人事・総務の転職マーケット概況

2015年9月期の人事・総務の有効求人倍率は0.62倍となりました。求人よりも求職者数の方が増加したため、昨年同月と比較すると0.05ポイント下がる結果となりました。
依然として、40歳以上の経験豊富な求職者の割合が大きい状況が続いております。20代の人事・総務希望者は特に少なく、人事総務の若手経験者の採用難易度は高い状況で、未経験者でもポテンシャル次第で採用される状況が続いてます。

■2015年7月～9月　法務の転職マーケット概況

2015年9月期の法務の有効求人倍率は0.53倍となりました。昨年の同時期と比較すると、0.22ポイントほど低下した結果となりました。9月は司法試験の結果発表があり、昨年以上に転職活動を開始される方が増加した結果となっております。それにより、有効求人倍率が下がったように見えますが、法務経験者の人数は依然として少なく、経験者に内定が集中する売り手市場である状況は続いています。

■2015年7月～9月　公認会計士の転職マーケット概況

2015年9月期の有効求人倍率は0.63倍となりました。
昨年の同時期と比較すると有効求職者数は減少しておりますが、グラフからは見えないものの7.8月の求人が前年比で大きく増加しているので、四半期の求人数は増加した結果となりました。その結果、夏の採用ピークに満足な補充が出来ない事務所も多かったようです。