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2016年1月~3月期 公認会計士・税理士・弁護士の転職動向

 株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2016年1月~3月の会計事務所・監査法人について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan公認会計士・税理士・弁護士資格別マーケットレポート 2016年1月~3月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2016年1月~3月 公認会計士の転職マーケット概況

年代別の求職者の平均年収を見ると、30歳以下が621万、31~35歳が738万、36~40歳が892万、41~45歳が984万、46歳以上が1041万という推移となっており、46歳以上の層以外で平均年収が上昇した結果となった。因みに、最も給与水準が上昇したのは36~40歳の層であり、前期比で91万円程UPしている。一方、46歳以上の層では、前期比で約200万円程落ち込んでおり、変化の激しい転職トレンドの一端が垣間見れる。20160428.jpg

■2016年1月~3月 税理士有資格者の転職マーケット概況

年代別の求職者の平均年収を見ると、30歳以下が581万、31~35歳が546万、36~40歳が644万、41~45歳が627万、46歳以上が847万という推移となっており、31~35歳の層を除く全ての世代で給与水準の上昇が見受けられた。特に平均給与の上昇額が大きかったのが30歳以下の層であり、前回レポート時の505万円を大幅に上回り581万円となっている。転職市場において、税理士資格者の採用ニーズが高まっていると言える。

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■2016年1月~3月 税理士科目合格者の転職マーケット概況

年代別の求職者の平均年収を見ると、30歳以下が358万、31~35歳が467万、36~40歳が555万、41~45歳が638万、46歳以上が698万という推移となっており、全ての世代で平均給与水準が上昇する結果となった。「科目合格者」の給与水準が上昇した背景としては、会計事務所に加えて一般事業会社でも採用の門戸が開いていることや、会計事務所でも資格者重視の採用ではなくなっている点などが考えられる。

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■2016年1月~3月 弁護士の転職マーケット概況

登録者の年齢構成は、前回と大きく変わらず、20代~30代中盤が多くを占めている。また、30代をまとめると全体の54%を占めており、即戦力人材の登録が増加している。

年代別の求職者の平均年収を見ると、30歳以下が579万、31~35歳が834万、36~40歳が1123万、41~45歳が920万、46歳以上が1700万となっており、多くの方が弁護士事務所に在籍しているため、事業会社の法務職と比較すると全体的に高い傾向である。

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本件に関するお問い合わせ

担当:経営管理部 企画ユニット(有山、鶴)

TEL:03-3239-7373

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