管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2018年1月~3月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2018年1月~3月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2018年1月~3月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。
■2018年1月~3月 経理の転職マーケット概況
2018年3月度の求人倍率は0.54倍。年度末に向けて、新規求職者数は伸びをみせたものの、新規求人数は減少する結果になった。
しかし、前年同月とほぼ同じであったことから、売り手市場のこのタイミングで転職を検討している人が増加傾向にあることを顕著に示している。また、昨年と同様に40代以上のミドル~シニア層の割合が高く、40歳以上の転職が活発化していることが伺える。
■2018年1月~3月 人事の転職マーケット概況
2018年3月度の求人倍率は0.47倍。昨年同月よりやや減少する結果となった。年代別年収分布では、20~30代は、引き続き企業提示年収が上回っているが、46歳以降については求職者平均年収が顕著に上がっている。理由は、年収を下げてでも新たな環境へ転職を希望するシニア層の求職者や、シニアをターゲットとした求人が増加してきていることが要因として考えられる。
■2018年1月~3月 法務の転職マーケット概況
2018年3月度の求人倍率は0.73倍。昨年を上回る倍率となり、1月の新規求人数は年間で最多となった。一方で3月の新規求職者数は昨年を下回った。求職者の割合は、引き続き40代以降のミドル~シニア層が活発化しており、中でも46歳以降の割合が昨年と比べ増加。平均年収も800万円以上とエグゼクティブ層の活動が活発化。企業年収提示も、30代以降は昨年よりも高額となり、企業の採用意欲の高さを読み取る事が出来る。
■2018年1月~3月 会計事務所の転職マーケット概況
2018年3月度の求人倍率は0.75倍。確定申告期間前の1月から2月にかけて、新規求職者数は減少しており、一時は求人倍率が1.8倍を超えた。その後、3月は新規求職者数が上昇に転じている。確定申告時期明けに求人数も上昇しており、2018年3月は採用ニーズも高いと見受けられる。
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