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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2018年7月~9月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2018年7月~9月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2018年7月~9月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。


■2018年7月~9月 経理の転職マーケット概況

2018年9月度の求人倍率は0.66倍。7月から9月にかけて求職者数は増加傾向にあり、9月は年度内で最も高い数値となっている。一方、新規求人数は7月から8月にかけて微増したが9月に減少し、求人倍率は右肩下がりだ。
企業提示年収は、どの年代も求職者平均年収を上回っている。特に46歳以上の層においては、昨年は求職者平均年収をわずかに下回っていたが、今年は大幅に上回り、昨年より100~200万円程上がっている。

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■2018年7月~9月 人事の転職マーケット概況

2018年9月度の求人倍率は0.52倍。40代以上の求職者割合が依然として高く、第1四半期に比べて41~45歳の求職者数が増加している。7~8月は新規求人数が増え、一時的に求人倍率は低下したものの、9月の新規求人数が減少したことで求職者数が求人数を上回る状況が続いている。
年収については企業提示年収が求職者平均年収を上回っており、特に46歳以上の企業提示年収が伸びていることからシニア層のニーズが高まっている。

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■2018年7月~9月 法務の転職マーケット概況

2018年9月の法務の求人倍率は0.67倍。昨年同時期(0.55倍)から微増となったが、一昨年同時期(0.48倍)と比べると、継続して法務人材の売り手市場が伺える。
また、20代の求職者が17.7%と微増しているが、引き続き40代以上の求職者の動きも活況で、転職マーケットを牽引している。いずれの年代においても企業提示年収は昨年に比べて高水準となり、法務人材にとって転職しやすい状況が見込まれる。

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■2018年7月~9月 会計事務所の転職マーケット概況

2018年9月度の求人倍率は0.55倍。前回(2018年6月度)と比較し、0.4減少した。
税理士試験直前の2018年7月度に税理士試験科目合格者向けの求人数が急増し、試験後の8月度に税理士試験受験者を中心に求職者数が急増したことから、税理士試験前後で事務所の転職市場が活発であることが伺える。

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本件に関するお問い合わせ

担当:CAマーケティング事業部
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373

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