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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2019年1月~3月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2019年1月~3月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2019年1月~3月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2019年1月~3月 経理の転職マーケット概況

2019年3月度の求人倍率は0.52倍。2018年と同じく、求人数は3月にかけて右肩下がり、新規求職者数は年間でみて3月が一番多い結果となった。
一方、世代別の求職者割合について、2018年同期において40歳以下は45%だったが、今回は54.7%まで増加した。中でも30歳以下の求職者においては5.1%増加していることから、若手が転職も視野に入れたキャリア形成を考えていると見受けられる。

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■2019年1月~3月 人事の転職マーケット概況

2019年3月度の求人倍率は0.47倍。2018年3月と比べ求人数は増えているものの、求職者数が増加したため横ばいの結果となった。またどの年齢層においても、企業提示年収が求職者年収を上回っていることが分かる。
一方で、増加する新規求職者数に対し、2月~3月にかけて新規求人数は伸び悩んでいるため、4月以降に新規求人数が増加することを期待したい。

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■2019年1月~3月 法務の転職マーケット概況

2019年3月度の求人倍率は0.45倍。2018年同期と比較し新規求職者が増加したが、新規求人数は減少傾向にある。次世代の幹部候補となる41歳~45歳の求職者については、企業提示年収が求職者平均年収を上回っており、年収を上げて転職が実現するケースが増加している。
一方で、35歳以下の求職者は2018年同期に比べ減少しており、平均年収が依然増加傾向にあるため、現職に留まり、転職に前向きな方が減少することも考えられる。

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■2019年1月~3月 会計事務所の転職マーケット概況

2019年3月度の求人倍率は0.43倍。新規求職者は繁忙期中の2019年3月に最も多くなった。反面、求人数は伸び悩み、求人倍率が低下傾向となったが、例年通りであれば、税理士試験前の6・7月頃を目安に求人数が伸び、求人倍率は回復する見込み。
年代別な内訳としては30歳未満の求職者の割合が上昇しており、転職検討時期の早期化が見受けられる。

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本件に関するお問い合わせ
担当:マーケティンググループ
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
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