管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2019年4月~6月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2019年4月~6月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について求人倍率や求人数・求職者数の推移をまとめた「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2019年4月~6月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。
■2019年4月~6月 経理の転職マーケット概況
2019年6月の求人倍率は0.47倍。今期は新規求職者数が大幅に増加している。特に6月の新規求職者数が多いことから、決算業務が落ち着いたタイミングで転職を検討し始めた方が多いと予測できる。一方で、求人数は大きな変化がなく求人倍率が低下した。また、35歳以下の求職者の割合は、2018年4月~6月は26.8%であったが、今期は36.5%まで上昇し、転職市場において若手の活動意欲が高くなっていると見受けられる。
■2019年4月~6月 人事の転職マーケット概況
2019年6月の求人倍率は0.35倍。新規求職者数は6月に大きく跳ね上がり、求人倍率が低下している。40代以上の求職者割合は依然として高く、なかでも46歳以上の割合が高い。年収については、全ての年代において企業提示年収が求職者平均年収を上回っており、求職者にとっては現職よりも好条件で転職できる傾向が続いている。
■2019年4月~6月 法務の転職マーケット概況
2019年6月の求人倍率は0.42倍。昨年同様、5月以降新規求職者数が大幅に増加していることに対し、新規求人数は伸び悩んでおり、7月以降の求人数の盛り上がりに期待したい。一方、年代別でみると2019年1月~3月と比較し、~30歳が6.5%、31~35歳が4.9%増加している。ミドル~シニア層が転職マーケットを占めていた時期から、若手の活動意欲が高くなってきていることが分かる。
■2019年4月~6月 会計事務所の転職マーケット概況
2019年6月の求人倍率は0.28倍。2018年6月と比較し、0.67ポイント減少した。企業提示年収が求職者平均年収を100万円以上上回る世代もある一方で、新規求人数を新規求職者数が上回っており、良いところがあれば転職しようとしている中長期的な転職希望者の増加が見て取れる。
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