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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2020年7月~9月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2020年7月~9月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2020年7月~9月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2020年7月~9月 経理の転職マーケット概況

求職者の年齢内訳をみると、40代以上がほぼ半数を占め、比較的年収が高く経験を積んできた転職希望者が増えている。新型コロナウイルスの拡大で多くの企業がテレワークを導入する中、経理は依然として出社を余儀なくされている企業も多いため、柔軟な働き方を希望条件にする人が増えているようだ。求職者の業種は、「流通・小売り・サービス」「製造」が多くを占め、その他は幅広い業種の登録者がいる。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2020年7月~9月 人事の転職マーケット概況

40代以上の求職者が半数以上占めており、依然としてベテランの転職希望者が目立つ。平均年収は4月~6月と比べて30代前半が-23万円、30代後半が+23万円となった。勤務先業種は「流通・小売・サービス」が25.5%と突出しており、コロナの影響を強く受けた企業からの転職希望者が増えていると考えられる。求職者は安定して長く働ける企業やリモートワークといった働き方が柔軟な企業を志向している傾向がある。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2020年7月~9月 法務の転職マーケット概況

司法試験が大幅に延期された影響で、若手法務希望者、特に司法試験受験経験のある若手ポテンシャル層の求職者が減少している。一方で45歳以上の求職者は多い状況が続いている。国際法務の経験者は法務求職者の約1割しかいない希少な人材であり、この層は昨年以前売り手市場の傾向が非常に強かったが、新型コロナウイルスの影響で海外進出に積極的な企業が減っており、需給バランスに動きが出る可能性がある。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2020年7月~9月 会計事務所の転職マーケット概況

勤務先業種は「会計事務所・監査法人」の割合が4月~6月の85.6%から66.4%と20%近く減少し、一般事業会社からの転職希望者が目立つ。この要因としては、景況の悪さにより「手に職をつけたい」と士業業界を希望する会計事務所未経験者が増えているためだと思われる。会計事務所勤務者は現職のコロナ対策に不満を持っている人が多く、働き方やシステム環境に対し先進的な対策をしている事務所を希望している人が多い。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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本件に関するお問い合わせ
担当:マーケティンググループ
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
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