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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2020年10月~12月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2020年10月~12月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2020年10月~12月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2020年10月~12月 経理の転職マーケット概況

求職者の年齢内訳は、前回(2020年7月~9月)と同様40代以上の経験豊富な人材が多くを占めている。勤務先の業種は、メーカーが20.1%、流通・小売・サービスが20.2%と突出しており、ITが10.6%、建築・不動産が9.6%と続く。業績悪化を懸念した求職者が増えている一方、40代以上の優秀な求職者が多いため、即戦力を求めベテラン人材の採用を検討している企業も増えている。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2020年10月~12月 人事の転職マーケット概況

40代以上の求職者が半数以上占めており、依然として経験豊富な求職者が目立つ。平均年収は、前回(2020年7月~9月)とほぼ同じ水準。勤務先の業種は、流通・小売・サービスが23.9%と最も多く、メーカーが17.3%、ITが14.5%と続く。新型コロナウイルスの影響で、採用を停止していた企業も多くみられたが、下半期から採用を再開した企業も増えており、人事の採用ニーズも高まっている。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2020年10月~12月 法務の転職マーケット概況

40代以上の業務経験豊富な人材が半数近くを占めている。経験年数10年以上、平均年収780~800万円前後の即戦力クラスの人材が、景気悪化に伴う中長期的な求人数低迷を懸念し早めに転職を検討しているとみられる。若年層が全体に占める割合は前回(2020年7月~9月)から横ばいの状況だが、1月の司法試験の合格発表後には試験の結果を受けて就職活動を開始する若年層の法務希望者が増加し、年代バランスに変化が出る可能性がある。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2020年10月~12月 会計事務所経験者の転職マーケット概況

前回(2020年7月~9月)と比較すると、求職者の平均年収が上昇。新型コロナウイルスの影響で転職活動を控えていた優秀層が動き始めたとみられる。勤務先の業種は、会計事務所・監査法人が前回と比較し7ポイント減少。12月は税理士試験の合格発表があり、多くの候補者が就職活動開始することを見越して、会計事務所の採用活動が活発になった。そのため優秀層の獲得は今後激しくなると予想される。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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本件に関するお問い合わせ
担当:マーケティンググループ
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
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