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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2021年7月~9月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2021年7月~9月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2021年7月~9月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2021年7月~9月 経理の転職マーケット概況

求職者の年齢内訳について、前回(2021年4~6月)は40代以上が51.7%を占めていたが、今回は49.2%と減少した。
特に50歳以上のシニア層がカウンセリングに多くいらっしゃったが、新型コロナウイルス流行以降、人材確保に慎重になっている企業が多く、若手のポテンシャル人材とシニア人材の転職がシビアになっており、中長期的に転職活動をしていくパターンが増えている。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2021年7月~9月 人事の転職マーケット概況

前回(2021年4~6月)は40代以上の求職者が57.8%を占めており、今回も52.1%となっていることから、高年収かつ経験豊富な転職希望者が多い傾向が続いている。しかし、企業側も厳しい情勢の中で採用活動に慎重になっており、年収とキャリアが比例していないシニア層の人材は市場に多くいらっしゃる状況。また、新型コロナウイルス流行後、一時は減少していた人事求人が、現在は回復傾向にあり、特に「採用担当」の需要が高まっている。採用ポジションではIT業界への転職の人気が高く、エンジニア職の採用ができることが、市場価値の向上にもつながるとされている。そのため、専門職のヒアリングをしつつ採用活動ができる人材は、転職決定に至りやすい。加えて、ダイレクトリクルーティングやSNSでの採用を積極的に行っている採用担当者のニーズも高まっている。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2021年7月~9月 法務の転職マーケット概況

前回(2021年4月~6月)は40代以上が60.4%を占めていたが、今回は49.4%となっており、若手求職者の割合が増えてきたことがわかる。内訳として、5月に司法試験、6月に短答式試験成績発表、9月に合格発表があったことから、法科大学院生・法科大学院卒業生をはじめとする若手層が動き出したとみられる。キャリア相談にいらっしゃった方も20~30代の方が多い傾向にあったが、今すぐ転職したいというよりは、今後のキャリアを慎重に考えていきたいという方が増加している。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2021年7月~9月 会計事務所経験者の転職マーケット概況

勤務先業種は「会計事務所・監査法人」の割合が69.8%と一番多く、前回(2021年4月~6月)の66.9%と比較して大きな変動はなかった。
また、新型コロナウイルスの影響で首都圏、東海・関西圏いずれも平均年収が減少傾向にあったが、少しずつ回復傾向がみられている。会計事務所は、慢性的に忙しい環境であることから、長期的に働きやすい事業会社への転職を希望する方も多い。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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本件に関するお問い合わせ
担当:マーケティンググループ
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
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