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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2023年1月~3月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:有本隆浩)は、2023年1月~3月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2023年1月~3月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2023年1月~3月 経理の転職マーケット概況

関東圏では30代後半と40代後半の平均年収がアップ。会計システム導入など、プラスα経験の求職者増
求職者の年齢内訳としては20・30代の求職者が54.1%と前回(2022年10~12月、以下略)と横ばいとなり、半 数以上を占めた。
首都圏の平均年収は、30代後半と40代後半が50万円前後アップした。全国の40代前半の平均年収は、10万円前後ダウンしており、30代後半の平均年収との差が少なくなった。
業務内容は財務経験者とその他業務の経験者の割合がアップした。 その他業務の経験者の内訳としては、会計システム導入、内部監査、原価計算、税務調査対応、与信管理などが多かった。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2023年1月~3月 人事の転職マーケット概況

繁忙期を前に春入社を目指す求職者が多く活動
年代別の求職者分布について、前回(2022年10~12月、以下略)は40代以上のミドル層が半数以上を占めていたが、 20代の求職者が微増したことにより、20・30代の求職者が51.1%と半数以上を占めた。
キャリアチェンジを希望する若手の人事未経験者も一定数登録があり、中には人材紹介のコンサルタント出身者などもいる。 首都圏の平均年収については30代前半と40代以上は前回から30~40万円程度アップ。一方で東海・関西圏は20代以外 は平均30万円程度前回からダウンする結果となった。
季節トレンドとしては、新入社員受け入れや新卒採用、労務の繁忙期となる4月前に転職先を決定したい求職者が多く、年 末年始から活動を本格化させる求職者が多かった。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2023年1月~3月 法務の転職マーケット概況

国際法務経験者や45歳以上のハイレイヤー登録増加により、首都圏ミドル層の平均年収がアップ
年代別の求職者分布は、前回(2022年10~12月、以下略)から20代が7.8%から12.9%へ増加し、45歳以上が 41.9%から37.5%へ減少した。
業務内容は、国際法務経験者が18%から29%へと増加。国際法務経験者は年収水準が高い求職者が多いことから、首都 圏の30代・45歳以上の平均年収の引き上げにつながった。
45歳以上の求職者は4割以上が現年収1,000万円以上のハイ レイヤーとなり、国際法務の他にもM&A等の戦略法務経験者など、即戦力・スペシャリスト層の登録が多かった。
法務登録者は英語使用・契約法務以外の経験・弁護士資格の有無などにより年収が高くなる傾向がある。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2023年1月~3月 会計事務所経験者の転職マーケット概況

求職者全体の構成としては20代の経験が浅い方、40代50代のキャリアが長い方が増加している。
特に40代以降は科目合格者が大変多い。20代は簿記2級保有者が多い。いずれの層も「勉強時間確保」がベースの考えにあるので、勉強両立と実務とのバランスを気にされる方が多い傾向にある。
40代以降の転職希望者の中には、過去に勉強と両立できなかった方もいて、この点にとても繊細な印象がある。逆をいうと、この点をよりわかりやすく、実態にそった説明をすることで、40代以降の経験者採用を成功させるポイントがあると思われる。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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本件に関するお問い合わせ
担当:マーケティンググループ
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
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