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管理部門特化型転職エージェント「MS-Japan」調べ
2023年7月~9月期 経理・人事・法務・会計事務所の転職動向

株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩)は、2023年7月~9月の管理部門の3職種(経理・人事・法務)、会計事務所について「MS-Japan管理部門転職マーケットレポート 2023年7月~9月」を発表しましたのでお知らせします。
※本レポートは、MS-Japanに依頼のあった求人・求職のうち、調査時点の求職者データと求人データを基に算出しております。

■2023年7月~9月 経理の転職マーケット概況

45歳以上の平均年収上昇。その他業務経験が豊富なベテラン層は高年収
求職者の年齢内訳は前回(2023年4月~6月、以下略)からほぼ変わらず横ばいだが、20~30代が全体の56.2%を占め、30代が微増した。
平均年収は45歳以上の平均年収が前回に比べて上昇し、首都圏で19万円アップの747万円、東海・関西圏で52万円のアップの612万円となった。
45歳以上で平均年収以上の登録者は、決算・財務・管理会計等の基本業務の他に「その他業務」に含まれる経理システム導入・内部監査対応・IR・M&A・税務調査対応・与信管理等、幅広い経験を積んでいる方が多く、業務経験の豊富さが年収の高さに比例していることが伺える。
50代以上のベテラン層の登録も多いため、即戦力層として検討することもお勧めしたい。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2023年7月~9月 人事の転職マーケット概況

20代の平均年収がアップ。売り手市場を背景に、若手層へのチャンス広がる
求職者の年齢内訳は前回(2023年4月~6月、以下略)からほぼ変わらず横ばい。
20代の平均年収は、1年前と比べると首都圏が26万円アップの420万円、東海・関西圏も36万円アップの388万円と上昇傾向、前回からも微増していた。引き続き人事の求人倍率は1倍以上と高く、求職者有利の売り手市場が続いている背景もありそうだ。
季節トレンドとしては8月後半に社労士試験があり、資格取得を見据えた労務へのキャリアチェンジ希望者の登録も見受けられた。引き続き、売り手市場の背景もあり、若手層へのチャンスが益々広がりそうだ。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2023年7月~9月 法務の転職マーケット概況

40代以上の平均年収がアップ、国際法務、戦略法務などの経験者が多かった事が影響か
前回(2023年4月~6月、以下略)から40代以上の平均年収が上昇し、首都圏の40~44歳は217万円アップの839万円、東海・関西圏においても同年代で47万円アップの686万円、45歳以降は103万円アップの814万円となった。
登録者は安定的に確保できているものの、法務ニーズの高まりから求人倍率が高く売り手市場が続き、他職種よりもどの世代も年収が高い傾向。
季節トレンドとしては、司法試験制度改革後はじめて、7月に司法試験が実施された。
翌月8月に短答式試験の合格発表があり、論文式試験の合格発表は11月を予定している。
試験後の法科大学院修了生の就職活動スケジュールが例年とさほど変わらないのかどうか、注目したい。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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■2023年7月~9月 会計事務所経験者の転職マーケット概況

7~9月に登録のあった会計事務所経験者の約9割が申告書作成まで可能な方であった。
昨今会計業界では実務経験者は貴重といわれているが、弊社データ上では申告書まで作成できる自走可能な実務経験者は数多くご登録になっている。
会計事務所にいくか、事業会社にいくか、この2択を視野に30代前半でご相談に来る方は多い。
そのため会計事務所経験者の採用は事業会社側は30代を採用しやすく、会計事務所側は40代、次に20代の簿記クラスを採用しやすい、という特徴があるように見える。
この傾向は数年前からあるが今後も続きそうである。

・年代別動向

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・登録者詳細データ

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本件に関するお問い合わせ
担当:マーケティンググループ
マーケティングユニット
TEL:03-3239-7373
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