MS-Japanが「社内の不正発見」調査データ公開。内部通報後「4人に1人」が「不当な扱い」を経験
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)は、全国の管理部門・士業人材に調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。
この度、MS-Japanが運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、【「会社の不正の発見」に関する実態調査】を発表いたしました。
本調査は、管理部門・士業のためのビジネスメディア「Manegy(マネジー)」にて調査しました。
「会社の不正の発見」調査サマリー
・従業員数が500名以上で、設置率が大幅アップ
・会社員の「3割」が「不正の発見」経験アリ
・不正発見経験が多いのは「経理」「内部監査」「人事」
・最も発見が多い不正は「不正な取引や会計・脱税」
・不正発見後の対応、最多は「上司・管理部門などに報告(46.7%)」
・発見後「何もしなかった」は「3割」にとどまる
・内部通報後、「4人に1人」が「不当な扱い」を経験
調査結果の詳細
「会社の不正の発見」に関する実態調査
https://www.manegy.com/news/detail/9792/
調査結果
①【「内部通報窓口」設置率は「56%」にとどまる】
本調査ではまず、勤務先の「内部通報窓口」の状況について調査を実施。結果「56%」と設置されている企業は半数強にとどまりました。一方で、従業員数が500名以上の企業では、設置率が大幅に増え、設置されていない割合が5%まで減ることが明らかになりました。
②【会社員の「3割」が「不正の発見」経験アリ】
続いて、「社内での不正の発見」の経験について調査を実施。会社員の「3割」が、これまでに社内で不正を発見したことがあるという結果が明らかに。中でも、「経理」「内部監査」「人事」は経験者の割合が多く、「4割」が不正を発見したことがあることがわかりました。
③【最も発見が多い不正は「不正な取引や会計・脱税」】
続いて、どんな不正を発見したかに関する調査では、TOP3に「不正な取引や会計・脱税(37.6%)」「給与の不払い・違法なサービス残業(33.6%)」「データ改ざん・偽装(28.8%)」がつづきました。
④【内部通報後、「4人に1人」が「不当な扱い」を経験】
また、不正発見後に関する調査では、発見後の対応として最も多かったのは、「上司・管理部門などに報告(46.7%)」で約半数を占める結果に。ついで、「何もしなかった(29.2%)」が続き、「内部通報窓口への通報」の対応を行ったのは10.0%でした。
また、内部通報後の待遇については、「4人に1人」が「不当な扱いを受けた」と回答。
「異動や降格等「不当な人事」が行われた」が18.8%、「嫌がらせをされた」が6.3%という結果となりました。
本調査の全結果はこちらの記事でご確認ください。
https://www.manegy.com/news/detail/9792/
調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の管理部門
調査テーマ:「会社の不正の発見」に関する実態調査
有効回答数:383人
調査実施日:2024年8月27日~9月3日
調査主体:株式会社MS-Japan( https://www.jmsc.co.jp/ )
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
※調査結果の掲載・利用時につき、本調査で公開しているサムネイル・結果グラフ画像の使用を許可いたします。
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